気になる農薬のはなし


お医者様が医薬品を処方される様に、農家も様々な農薬を必要最低限、使用してまいりました。近年は消費者の安全志向、自然環境に配慮した有用微生物等を活用した生物農薬など、極めて安全で環境保全を志向した農薬が多く使用され、また防除履歴の記帳が義務づけされるなど消費者のニーズに応えるべく日々、栽培現場も進化をしております。


当園では、将来を見越し農薬を一切使わずに土壌病害虫を消毒出来る太陽熱消毒と有用微生物の併用による消毒を早くから取り組んでおります。今までは台風の接近する夏場の作業の為、全てのハウスを行う事が出来ませんでしたが、本年度から全てのハウスを消毒出来る様になりました。


納豆菌、放線菌等の有用微生物を使用するため肥料は米ぬか、魚かす、堆肥、骨粉等の有機肥料による施肥設計となりますが、微量要素欠乏を予防する為、化成肥料も一部使用しております。


上記消毒を励行する事で農場内の病害は格段に減りました。しかし、どんなに健康に留意されている人でも病気になることが有るように、作物も病気に罹る事が有ります。この場合作物の性質上、やむなく必要最低限の農薬を使用することになりますが、安全上まったく問題は有りませんので、ご理解頂きますようお願い致します。


※農薬を開発するメーカーでは、数十億、場合によってはさらに何倍もの費用を掛けて農薬を開発しておりますが、その費用の大半は安全性確保のための様々な実験に費やされるようです。その上で使用倍率、最終使用時期等が決定されており、通常の使用では全く問題有りません。